スティーブ・ジョブズの「点と点はつながる」は、本当だった。

スティーブ・ジョブズの「点と点はつながる」は、本当だった。

卒業シーズンになると、毎年思い出す話があります。

スティーブ・ジョブズが大学の卒業式で語った有名なスピーチ。

「Connecting the dots(点と点をつなぐ)」

人生で経験する出来事は、その瞬間には意味がわからない。
でも後から振り返ると、点と点が線になってつながっている。

今日は、その話を私の人生に重ねて書いてみようと思います。


好奇心の始まり

私がいろんなことに興味を持つようになったのは、小学生の頃。

江戸川乱歩の
怪人二十面相シリーズを読んだことがきっかけでした。

そこに出てくる小林少年探偵団

彼らは、とにかくいろんなことに興味を持ち、行動する。

「世の中って面白そうだな」
「いろんなことを知りたいな」

そんな気持ちが、子どもの頃からありました。


農家なのに、農業と関係ないことばかり

私は農家の長男です。
いずれ農業を継ぐだろうという人生でした。

だからこそ逆に思いました。

どうせ農業をやるなら、
今のうちにいろんなことをやってみよう。

高校では、

・吹奏楽部に入り楽譜を読む
・劇団に入り舞台に立つ

さらに、

・高校生クイズのオーディション
・吉本興業のお笑いオーディション

そんなことにも挑戦しました。

農大では自治会長。
人をまとめる経験もしました。


農業でも新しいことばかり

農業を始めてからも同じでした。

・海外の農業視察
・土壌消毒をやめる
・新しい品種や栽培技術
・大型施設の導入

販売も、

・契約栽培
・ネット販売(まだ珍しい時代)
・東京のレストランへの直接納品

など、いろんなことをやりました。

マルシェを主催したり、
農産物を仕入れて販売したり。

農業とは関係なさそうなことも、

・イベント会社のバイト
・飲み屋のバイト

など、興味があれば飛び込みました。


イベントもやっていた

地元では

・消防団
・PTA

などもやりました。

地域イベントではMCを担当。

さらには

地元のディスコ「マハラジャ」を貸し切り、
200人のイベントを企画したこともあります。

今思えば、
完全にイベントプロデューサーです。


農業経営は一度失敗

ただし、農業経営は順風満帆ではありませんでした。

一度、大きく経営を悪化させました。

そこで初めて
経営を学び直すことになります。

その後、

・農業ベンチャー企業へ転職
・オランダで研修
・コンサルタントとして独立
・本を書く
・YouTubeを始める

そして今は、
全国を飛び回る講演家になりました。


当時は笑われていた

昔はよく言われました。

「山下、今なにやってるの?」

次から次へと違うことをやるので、
笑われることもありました。

自分でも
「俺はどこに向かってるんだろう」
と思っていました。


でも今わかる

今ならはっきりわかります。

あの経験は全部、
点だったんです。

そして今、

・イベント → 集客
・MC → プレゼン
・海外視察 → 視野
・営業 → マーケティング
・発信 → ブランディング

全部つながっています。

農業コンサルタントとして
今やっている仕事の多くは、

実は

農業の生産以外のスキル

なんです。


若い人に伝えたいこと

卒業シーズンです。

もし若い人がこの文章を読んでいたら、
一つだけ伝えたいことがあります。

迷ったら、

やってみてください。

その経験が何になるかは、
その時にはわかりません。

でもいつか必ず、

あなたの人生の

点と点がつながる日

が来ます。

私がそうだったように。