こんにちは。農業パーソナルトレナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
現在、農業講演家として全国の各農業団体で講演、セミナー研修など行っています。
農業歴35年。親もと就農から農業コンサルタントに転身し、
新規農業者、若手農業者、企業農業参入などサポートするために
”稼げる農業を実現する半歩先行く農業者”のオンラインコミュニティ
農業ビジネススクール(農ビジ会)を主催。
また、定期的に更新しているyoutube(農テラスチャンネル)では
全国の農業者へ「農業経営・農業ビジネス」の最新情報をお届けしています。
さて、今回の山下弘幸農ビジコラムテーマは
松田喜一著 「農魂と農法」
だいぶ色あせてますが、
私の大事な人生バイブルです。
今から35年前
私が二十歳の時、
親元就農した際に
祖母の弟さん。
「大叔父(おおおじ)」から
頂いた本です。
弘幸、これから農業やるなら
これを読め。
と徐に渡された。
当初は何書いてあるか、
難し過ぎて、読まずに
ほったらかしにしていました。
しかし
私が行き詰まった時、
ふとこの本を手にして
ハッとしたんです。
なるほど、農業とか、
人生とか、うまくいかなかったのは
こういうことだったのか!
この本がきっかけで
私は人生が開けたと思っています。
松田喜一氏は
熊本県の農業者なら
誰もが知っている
レジェンド農業指導者です。
昭和34年に出版された
この本は
今よんでも全然色あせなていない。
なぜなら
農業の本質、農家の生き方
いや、
人間としての生き方を
説いてあるからです。
松田先生の影響は
当日、
全国の農業者に広がった
と聞いています。
おそらく
現在の日本農業の礎を作った
お一人であることは
間違いないでしょう。
私もこの本を通じて
農業者としての
「生き方」を学ぶことができました。
そして、おこがましくも
将来、松田先生の様な
農業者に影響を与える
ことが出来るような
農家になりたい。
と強く思ったことを
思い出しました。
そして、
そのきっかけを作ってくれた
大叔父が先日他界されました。
享年97歳。
お通夜には長蛇の列が…
大叔父も地元では
かなり方に影響を与えた
大人物だった。
わたしは
この本に触れたことで
私の農業人生は大きく変わりました。
このように
人との出会い、
本との出会いで人生で
人生は大きく変わるんだなーって
改めて感じました。
先日、
祭壇の前で手を合わせ
大叔父に感謝を伝えました。
ご指導頂き
ありがとうございました。