こんにちは。全国で講演、セミナー研修など行っている
農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。
農業歴35年。親元就農後、個人、法人の農業経営を経て
農業コンサルタントに転身し、
現在、新規農業者、若手農業者、企業農業参入支援などをしています。
具体的には、稼げる農業を実現する
”1歩先行く農業者”のオンラインコミュニティ
「農業ビジネススクール(農ビジ会)」を主催し
全国200名の農業者と毎月勉強会や情報交流を行っています。
また、定期的に更新しているyoutube(農テラスチャンネル)では
全国の農業者へ「農業経営・農業ビジネス」の最新情報をお届けしています。
さて、今回の山下弘幸農ビジコラムテーマは
女性が活躍できる場を作りたい
連続テレビ小説「あんぱん」
国民的キャラクター「アンパンマン」を生んだ漫画家、やなせたかしさんと小松暢(のぶ)さん夫妻の物語。
時代背景は昭和10年。今田美が務める「のぶ」は「女はつまらん」と嘆く場面が印象的だ。
地元の祭りである「パン食い競争」には女だという理由でエントリーすらできない。
にもかかわらず、出場し優勝したが結果は無効。これも女だからという理由だ。
その後学校の先生になりたいと女学校への進学を目指すが、ここでも祖父に反対される。
理由は嫁の貰い手がなくなるから。
私たち姉弟は子供の頃、大正生まれの祖父母に育てられた。
だから男尊女卑がひどかった。私は末っ子長男。3姉弟の姉二人、男の一人。
だから私はえこひいきされた。
ご飯のおかずも多いし、お風呂に入る順番も先。男だからという理由で台所には立ってはいけないと教えらえれた。今から50年前のことだ。
今から26年前の1999年に男性と女性が同じように活動できる社会を実現することを目的とした「男女共同参画社会基本法」が施行された。
ただ、地元の会合で相変わらず奥様方がお茶を出している場面を見ると、農村社会ではまだ昔の名残が色濃く残っているのを感じる。
特に農協(JA)はまだまだ男社会だ。日本農業新聞の記事によれば
JAの生組合員に占める女性比率は23.3%。女性のJA役員は10.6%。
代表理事(組合長)は全国で3人しかいない。
女性リーダーでよく話題になるのは小池都知事、経済界では日本航空社長鳥取三津子氏、
DeNA代表取締役会長は南場智子氏など。
日本で先駆的に活躍した女性としては
6歳の時に岩倉遣外使節でアメリカに留学した現5,000円札の津田梅子氏や
同志社創立者新島襄の妻となった新島八重。
世界ではジャンヌダルクやマザーテレサなどが有名だ。
私は女性の中で育ったし、子供は娘が二人いる。常に女性に囲まれて生きてきたし、
祖母も母も女傑であった。
私は女性の中で育ち、今も女性に囲まれて生きている。だからこそ、農村にもっと女性の力が必要だと感じている。
農業は体力だけで成り立つ仕事ではない。観察力、継続力、丁寧さ、そして共感力
女性がもともと持っている資質が、得にこれからの農業に必要なのだ。
それなのに、今も「農家の嫁」という言葉が残る社会で、女性は名もなき労働力として扱われがちだ。名前の出ない経営パートナーではなく、正当に評価されるリーダーとして、もっと表舞台に立つべきだと感じている。
女性がリーダーになる農業法人、女性が中心になって回す直売所、女性が指揮する地域プロジェクト。そんな地域がこれらは伸びると思う。
地方創生はまずは女性の活躍しやすい環境づくりから。
“農業を照らす”農テラスとして、私は女性がもっと輝ける農村社会を照らし出したい。
そのために農だけでない「業」で活躍できる場を作りたい。
そのために農ビジコンサル養成講座を開催します。
スキルを活かし、情報を伝えるノウハウを
わかりやすくお伝えします。
ご興味ある方は是非ご参加ください。
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